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ミニ焚き火台


アウトドア雑誌で目にして、いきなりポチっと衝動買いしてしまった。

まさかツーリングには持って行かないけれど、お遊びで使えそうかな?(その1)

昔はよくネイチャーストーブを持って峠越えをしていた。

ちょっと重量はあったけれど、これ一つで煮炊きもゴミ処理もなんでもできる便利グッズだった。


しかしさすがにネイチャーストーブに火をつけると、小1時間は遊んでしまって大変なことに。

よっぽど余裕のある時や、焚火が目的以外は持って行かなくなってしまった。

さらに、最近ではやたら焚火をすると、注意されるところばかりになってしまった。
 


焚火の楽しさは誰もが認めるところ。いつまでもずっと遊んでいられますよね。

もうちょっと簡易的で、目立たないような物があればまた使いたいな・・・なんて思っていた。

そんな時こいつを見つけてしまった。さっそく衝動買い。


なんだ?この小ささは! こんなんで焚火ができるかい! ってぐらい小さい。

たたんでしまえば胸ポケットに入る薄さだ。まあ驚いたのなんのって。

はたしてまともに使えるのでしょうか? 


さっそく、フォールディングテーブルとともに、3時のおやつポタリングで使ってみた。

組み立ててるのに少々慣れが必要だ。

全部で6枚の板を組み合わせて立体にするのだが、最後の板1枚がやっかいだ。
 


左手に持った本体に最後の1枚をセットするときに、下手すると空中分解してやり直し、ってことも・・・イライラ

まあ落ち着いてやれば失敗もないのだが、早く火をつけたいと焦る気持ちが失敗につながる。


本来は焚火台なので小枝や枯葉などで火をつけるのだろうが、今日は固形燃料でお湯を沸かしてみます。

この日は風もなく穏やかだったので、火をつけて5分ぐらいでコーヒー1杯分ぐらいのお湯が沸いたかな。

まあ、いつものガスとは比較にならないけれど、こんなコンパクトな道具で同じことができるのだから感激だ。
 

いつもより時間がかかったコーヒーは格別だな、なんてひとりで納得。

確かにいつもよりはおいしい感じがしたのも確か。


お湯を沸かすぐらいなら使えそうだけど、本来の役割である焚火の使い勝手は・・・

さっそく周囲の小枝や枯草、おやつのゴミなどを投入して燃やしてみた。


結果、よく燃えます。燃焼機能がよくできているのでしょう、下から空気がよく入るようだ。

容量が小さいので、大きな枝などは小さくしないと入らない。


ネイチャーストーブみたいに、なんでも放り込んじゃえ、というわけにはいきません。

結構忙しく、炎が途絶えないように監視する必要があります。


なので忙しいです。でも、それが楽しいんです。

これで調理するには厳しいけれど、ちょっと「燃やしたいな」って時には楽しいかも。

評価は難しいところだな。★3つぐらいでしょう。
 

(購入2018年9月)


おすすめ指数 ★★★☆☆