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ネイチャーストーブ (ユニフレーム)



このストーブの記事を見た時は、久しぶりに衝撃を覚えたものだ。

これまで燃料といえば石油に始まり、ガソリン、アルコール、ブタン、炭などあらかじめ用意して持っていくものであった。しかしこれはその必要がないというのだ。その場で枯れ木や、松ぼっくりを拾って燃料にするという。その単純かつ自然的な思想に深く感動した。
 
迷わず手に入れる。基本的な思想のみならず、そのコンパクトさ、見事な燃焼構造をもつ設計、そして使ってみて初めて分かるその魅力。これはまさしく山に入る人向けの究極の贅沢品だ。

使い方はいたって簡単。風防を組み立て、ティッシュを1枚ひく。その上に枯葉、小枝を入れ点火。後は火を絶やさぬよう小枝を集め回る。少々の炭を持っていくと忙しさも半減される。ううむ、これは買いだ。

 

こちらはネイチャーストーブL。

上のネイチャーストーブの兄貴分だ。かなり大きくて、これを持って走ったらアホであるが、車に戻ってからはこいつの出番だ。

容量がかなり大きいため、燃料も豊富に入るし、また炎の勢いも豪快だ。燃料投入窓が設けられ使いやすくなっている。

寒い時期には、こいつがあると周囲がポカポカに暖かくなってくる。五徳の上にはかなり大きめの鍋を乗せられるから、おでんやら鍋など、数人で楽しむにはもってこいだ。

弟分同様、すぐれた燃焼構造のおかげで、完璧に灰になるまで燃え尽きる。折りたたんで専用ケースに入れればまるで嘘のようなコンパクトさ。

こうなってくると、折りたたみのトングがほしくなってくるなあ。考えておいてください、ユニフレーム殿。


 

 


おすすめ指数 ★★★★★