峠への招待 > 旅の小道具 > 鈴丸(東京ベル)
鈴丸(東京ベル)
サイクリングコース走っていると、こんな光景に出くわしますよね。 ねぇ〜ねぇ〜、ここはお散歩コースじゃないんですけど・・・ 歩くにしても、もっと端っこ歩きなさいよ! なんて言いたくなりますよね。 後ろのことなんかまったく気にしない人たちだから、そばまで近づかないと気が付かない。 どけどけ!なんて走りはできないので、気が付いてもらうようにわざと音を出したりしてみる。
まあ、別に急ぐわけでもないので気にしないんですけど、やっぱりスピードダウンするのは嫌なもんです。 時には思わぬ動きをする人もいて、脇を通り抜けようとして接触したりすることもある。 原因は、後ろからくる自転車の存在を、直前まで知らないということだ。 そこでこれです。まあ、以前からある「気づきベル」の一種ですが、なかなか憎い工夫がされています。 ロードレーサーでも「気づきベル」を鳴らしながら走っている人もいますが、私はちょっと気に入らないですね。 ずっと鳴らしっぱなしというのがそもそもダメで、必要のないときには静かなのが一番です。
歩行者も、危険な場面でなければ、わけのわからない騒音が近づいてくるのは不快でしょう。 それにそもそも自分自身がうるさくて、サイクリングの気分も台無しです。 サイクリングロードとは言っても、やはり歩行者との共存が大切で、お互いの思いやりが必要でしょう。 この「鈴丸」はそんな問題を解決してくれる優れものです。形も仕組みもとってもユニーク。 通常はハンドルにセットしますが、自分はGPSと一緒に移設できるようにセットしています。 これなら、どの自転車にも同じようにセットできて便利。
鈴の下のレバーを下げると、振動で鈴が鳴り始めます。 レバーを上に戻すと、鈴が磁石でくっつき音が出なくなる。緊急時は鈴を横にはじけば音が鳴る、という仕組み。 必要のないときにはOFF、前方に危険が感じられ始めたらON。 子供たちが野球をやっているところなんかは危険がいっぱい。そんな時は役に立ちます。 まあ、サイクリングロードで使う分には何も言われないでしょうが、やっぱり歩道で使ってはダメですね。 あとは、山の中でクマよけに使えるなんて言われてますが、さて使い勝手はどうでしょうかね? 今度試してみたい思います。
(購入2021年1月)
おすすめ指数 ★★★★☆