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超軽量輪行袋(オオマエジムショ・アズマ産業)



輪行袋って、なかなか買い替えませんよねぇ。

一度使い出すと、よっぽど破けるか、壊れるかしないとずーっと同じ物を使い続けます。

ランドナー用の輪行袋は、もうかれこれ30年以上使っています。

丈夫なナイロン製なので、ほとんど損傷なく、毎回色々な物を詰め込んでも破れることも、切れることもない本当にタフな輪行袋です。

その代わり、大きく重量があります。

そして、サドルバッグの半分はこの輪行袋が占めてしまいます。

まあ、これは輪行する上ではしかたないと諦めていました。

小さく、軽量な輪行袋も色々と発売されていますが、どうしても丈夫さを重視していたので、ランドナーには使えないな、っと思っていました。





 

あるとき、オオマエジムショのホームページでランドナー用の軽量輪行袋が発売されたと知り、いろいろと調べてみたところ、これは結構使えるかもしれないと思い、さっそく見に行って 来ました。


あ、いつものようなペラペラの薄い輪行袋で、何回か使っているうちに穴開いちゃうんじゃないの?

実物を見たところ、やはりかなり薄い素材で、これで本当に大丈夫かいな? 

と心配でしたが、大前さんと旭化成レオナ66を信じ、そして何よりもそのコンパクトさと軽さに魅了されて即購入してきました。

ベルトなど含んで、総重量239gしかありません。

これは驚異的な軽さです。

そして、サドルバッグに入れた時の小ささには唖然としましたね。

こんなに余裕がある、ということは、より一層「おいしい」ものを持って走れる・・ということになります。

どーいうこと?

 

 

 

 


 

さっそく広げてみます。

なんだ、なんだとみけちゃんがやってきて臭いをかいでます。

ねこの爪もひっかからないほどツルツルしていて、それが逆にお気に入りのようで、しばらく乗って遊んでいました。

 

 

 

 

 


いよいよ本番で試してみます。

使う上での注意点はただ一つです。袋に重量をかけない、ということ。
自転車にただ袋を被せている、というふうに運ぶことです。軽量な輪行袋を使っている人には当たり前のことですよね。

自分のようにリュックを使わない走り方では、サドルバッグを含め、多くの荷物をみんな輪行袋に放り込む、というスタイルになりがちです。

丈夫な輪行袋であれば、そのままベルトで肩に背負っても大丈夫ですが、この輪行袋では、荷物をすべて自転車に吊るす、という形にしないと袋に負担がかかってしまいます。

まあ、多少輪行の手間が増えたかもしれませんが、最後は巾着のような、紐をギュッと引っ張れば、ハイおしまい、という感じなので、昔のファスナーを締めるタイプに比べれば楽になりました。


最近、輪行する人を多く見かけるようになりました。
ほとんどの方が、「フォーク抜かない輪行」です。

まあ、実際は「抜かない」というより「抜けない」「抜いたことがない」と言った方が正しいのでしょうが・・・

フォークを抜かなければ、縦に大きくなるか、横に大きくなるかのどちらかです。

 



 

縦に大きくなるのであれば、それほど迷惑にはなりませんが、一部の、ホイールも外さない輪行などというものは、「輪行」とは言えないでしょう。

輪行は、いかに小さく、いかに迷惑をかけず、いかに安全に運ぶか、ということを目指すべきです。

自分さえ早く片付けばいい、というものではありません。

混んだ電車内でベビーカーが迷惑なように、巨大な輪行袋を車内に持ち込むなんて、常識を疑いたくなります。

あまりに非常識な輪行が多くなると、そのうち社会問題化して規制される、なんてことにならないでしょうか?

昔みたいに、会員証を提示し、手回り品切符が必要、なんて時代に戻って欲しくはありません。

サイクリストの皆様、もしこれを読まれたなら、ぜひとも常識的な輪行を心がけて欲しいと思います。

 

製品案内 http://www.velo-apres.com/2012/10/07/アズマ産業とのコラボ輪行袋が登場/

(2013年11月購入)

 

 

 

■■おまけ■■
 

こちらは、先日車内で見かけた、
すんごい形の輪行!
 

衝撃で言葉にならず!
 

なんじゃ、こりゃ?

 

 

 

(2015/3/6 目黒線にて)

 

 

 


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