峠への招待 > 旅の小道具 > 革パッキン
革パッキン
メルカリには色々な物が売られている。 コールマンのランタン・バーナー用、手作りの革パッキンを見つけて閃いた。インフレーターに使えるかも? もう一つは、直径12mm、厚さ2mmの革を丸く抜いた物。きっと加工後の不要物だろう。 何色もあってとってもカラフルだ。これはガード用の革パッキンに使えるかも? どちらもたいした金額ではない。サイズ的にはちょっと問題があるかもしれないが、試してみましょう。
すっかり弱ってしまったベントルックスの革パッキン。 まったくスカスカで空気をいれられずお蔵入りだった。 何か手を尽くせば復活するのだろうけど、費用も時間も手間もかかって大変そう。 そこでこの格安な手作りパッキンの登場だ。 まさかコールマンの製品とサイズがほぼ一緒とは気が付かなかった。 届いた革パッキンは、手作りだけに「粗削り」だ。それでもしっかりとした革で耐久性も問題ない。
古い革パッキンを取り除いて付け替える。グリスをたっぷり塗って元に戻す。 さて、ポンピングの感じは・・・うーん、ちょっと圧が足らない。 再度取り外してパッキンを広げてみる。するとかなり圧がかかるようになった。よし、これでいけそうだ。 しばらくなじむまでは様子見したほうが良さそうだが、すっかり現役に戻った感じだ。 ついでに、アドホック・クールスも交換してみた。 それまでは、ゼファールのプラスティック製のパッキンで代用していたが、こちらも交換してみた。 微妙な調整が必要だが、こちらも問題なく使用可能だ。おかげで一気にオールドパーツの復活だ。
そしてもうひとつ。 ガード用の革パッキンはどうしても消耗品だ。時が来れば交換しなければならない物だ。 これまでは常連のショップに行って買っていたのだが、もうそんな丁寧な品揃えをしている店も無くなってしまった。 買えばそれなりに費用がかかる。それじゃ自作だと、その気なって各種サイズのポンチを揃えた。 問題は革だ。どんな物を、どこで、どれだけ買えばいいのだろう? なんか古いベルトを使う手もあるとか・・・ いろいろ探していて出会ったのが、このメルカリの出品だ。 まさかこんなピッタリな物が出品されているとは気が付かなかった。
すでに切り抜かれていて、あとは穴を開けるだけ。これなら手間も費用もかからず最高だ。 しっかりとした素材で、厚みも十分だ。あとは色を選んで穴を開ける。 結局使うのは黒ばかりなので、他の色は出番がない。 色々なフレームカラーをお持ちの方には嬉しい限りだが、自分の自転車には黒以外は不要だ。 ゼロから作るとなると結構気合が必要だが、こうして加工されていると、簡単に革パッキンを作ることができる。 色々便利ですね、メルカリ。
(購入2021年10月)
おすすめ指数 ★★★★★