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ガスストーブ (スノーピーク)



とうとうガスストーブもこんなに小さくなってしまった。

ガスストーブの進化も著しく、毎年新しい機種が出てくる。今回手に入れたこのスノーピークのバーナーは信じられないコンパクトさだ。

写真で見てわかるように、タバコ大以下だ。収納時のスリムさときたら、驚嘆に値する。

1日程度のツーリングにおいては、重装備の燃焼道具は必要なかった。せいぜいお湯を沸かすか、暖められるほどの熱量があれば事足りた。しかし、ある程度強力な火力、風への強さを考えるとどうしてもガスストーブが最善だった。

今みたいにブタンガスが全盛ではなかった頃は、プレヒートがなつかしい石油のラジウスに始まり、ホワイトガソリンのピーク1。時にはパイトーチ、そしてプリムスへと変わってきた。

どれもみな素晴らしい道具であったが、重かったり、火力が弱かったりと満足いくものではなかった。


その中でもプリムスのシリーズは、長い事愛用してきた。圧倒的な火力、分解、収納できるコンパクトさは満足できる仕様であった。

もう、これ以上の物はないかと思われたときやってくれました、スノーピークが。

まさか、燃焼道具まで出すとは思ってもいなかったが、最後発の参入だけにそのコンセプトは徹底している。最軽量、最コンパクト。実物を目にすると思わす「小さい!」と誰もが感じるだろう。

使ってみると、さすがにコンパクトさ優先だけに、風防の無さから風には少々弱い。しかし、これでいい。峠で飯炊くわけでもなければ、でかい鍋をのせる訳でもない。

素晴らしい道具に感謝感激!


 


おすすめ指数 ★★★★★