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新幹線eチケット(JR東日本)



先日テレビでこんな話題を取り上げていた。
「最近の若者は、切符の買い方がわからないそうです」って。

何ですって? 切符を買ったことがない? ホンマかいな?
と疑ったものの、話を聞けば生まれた時からICカードで乗車しているので、切符なんか買ったことがないらしい。

いやはや、たしかにそうかもしれない。そういえば、自分だって最近切符を買ったことがない・・・
せいぜい切符を買うのは、輪行で出かける時ぐらいだ。それだって、えきねっとで予約して、駅で発券するという方法だ。

しかし、ついにそんな紙の切符の時代も過去になりつつある。
いよいよ新幹線もチケットレスの時代だそうです、皆さん。


昨年の秋、クラブランへ出かけるときにはじめてこの「新幹線eチケット」なるものを体験した。
別に紙の切符さえあれば困ることはないので、どうでもよかったのだが、時代に取り残されると思い試してみることに。

えきねっとで予約するまではこれまでと同じ。
予約できたら、ここから自分の持つ交通系ICカード(スイカ、パスモなど)の出番。

ICカードの番号を登録すると、この予約した切符とICカードが結びつく。
そうなれば、あとはこのICカード一枚で、自宅の駅からJRの改札、新幹線の改札、降車駅まで行くことができる。

まあ、にわかに信じがたく、もしトラブったら切符はないしどうしようかと心配だった。
当日は万一に備えて、えきねっとの予約画面をプリントして持参。何かあったら駅員に見せようと考えていた。

いよいよ出発。私の旅の経路は、自宅駅(私鉄)→山手線→東京駅→新幹線→目的地 となる。
これまでは、ICカードと新幹線の乗車券、特急券をそれぞれ用意して、あっちへしまい、こっちへしまいながら 改札を通過しないといけなかった。

切符を改札に入れる際には、輪行袋を抱えているので結構面倒だが、ICカードのタッチだけなら簡単だ。


事前に乗車する列車の名前や、座席位置はわかっているが、駅には「座席票発行機」という機械が用意されているので試してみた。
この機械にICカードをタッチすると、詳しい座席票が発行される。

また、新幹線の改札を通過すると、登録してあるメールアドレス宛てに、改札通過のメールが届く。
これは複数で出かける際に、各自の行動が確認できるので便利かもしれない。

まあ、そんなわけで何のトラブルもなく新幹線の改札を通過して乗車。
そして一切車掌や駅員と対することなく、降車駅で降りることができた。

使った感想としては、最初はドキドキでだったけど本当に便利だと思った。
まず、発券する手間がいらないので、事前に駅に行く必要がない。

また切符の管理が不要で、紛失する危険もない。
特に私鉄からJRに乗り換える際など、ICカードだけで通過できるのは本当に楽だ。


そんなわけで、一人での体験は無事に終了し、便利さを実感してきた。

2021年になって、もっともっとあちこち出かけられるかと思いきや、まだまだコロナで自粛の毎日。
それでも状況が改善するのを願って、ゴールデンウィークの旅の準備開始。

今回は4人分の「新幹線eチケット」に挑戦だ。
一人の時は簡単だが、複数人数の時は全員のICカード番号が必要になる。

えきねっとで列車を4人分予約すると、4人分のICカード登録画面が出てくる。
ここに登録すれば、この切符と4人分のICカードが紐づく。

座席位置は自動でも手動でも指定できるようになっている。
えきねっとで予約する人が、全員のICカード番号を知っておく必要がある。

これで、ほかの人はチケットレスで乗車できるということだ。
切符の発券、配布が不要で本当に手間がかからない。あとで他の人から運賃をもらえば終わりだ。


複数人数で使うのは今回が初めて。はたして、トラブルなく全員乗車できるでしょうか?

そんなことより、ゴールデンウィークのツーリング、行けるんでしょうか?

毎日感染者の拡大が止まらない日が続いている・・・

(購入2021年4月)

(追記:GWのツーリング、何のトラブルもなく全員乗車できました。ホント便利ですねぇ〜)


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