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真空2重ステンレス缶ホルダー(ダイソー)



アウトドアブームで、保冷缶ホルダーが人気らしい。

キャンプサイトで、缶ビールを缶ホルダーに入れてそのまま飲めば、いつまでも冷たく飲めるということだ。

各社色々なタイプの缶ホルダーが出そろい、値段も性能も色々だ。


しかしツーリングに持って行くには邪魔だし、そこまでの必要性を感じなかったのだが・・・

気温が高くなってくると、さすがに保冷袋だけでは冷たさも限界がある。重量が軽ければ、これもありかな?

各社製品の比較サイトを見ていると、なんとダイソーでも保冷缶ホルダーがあることがわかった。


価格も350ml用で500円、500ml用で700円という激安だ。

さらに保冷性能のテストでも、スノーピークと同一レベルという優等生だ。


写真引用 https://xn--28j214klr1a.com/archives/23526


こりゃ、ひとつ買ってみるしかないと、ダイソーの大型店へ直行する。

あります、あります、いろんな物が。こんなに揃っているとは驚いた。

350ml用だけで良かったのだけれど、ついでに500ml用も買ってしまった。


「真空2重ステンレス缶ホルダー」と書いてあり、とても素晴らしい質感だ。

シンプルなデザインで、このままタンブラーとしても十分使える。


右の写真の青いシールが貼ってあるのは、以前に買った500ml用の保冷缶ホルダーだ。

重量も284gと重く、値段もかなり高かった。現在は家で使っている。

ダイソーの500ml用は、値段も重量も桁違いだ。


さっそく色々な物を入れてみる。350ml缶は気持ちいいほどピッタリ入る。

このまま飲むことを想定しているようだが、私はやはりグラス、タンブラーに注いで飲む主義だ。


いつも持って行くモンベルのタンブラーとの組み合わせでは、こんな感じになってしまう。

理想は、モンベルのタンブラーがすっぽり入ってくれれば最高だったのだが、そうはいかなかった・・・


いつもはこんな感じで、フロントバッグの後ろポケットにモンベルタンブラーを入れている。

タンブラーの中には、隠し酒の「黒霧島」が入っていて、宿や帰りの電車でチビチビと楽しむことにしている。

ここに保冷缶ホルダーごと入ったら、もう飛び上がって喜んだ事だろう。


さっそく試してみた。

左の写真は、欲張って350ml用保冷缶とタンブラーを入れてみる。入ることは入るが、これはあまりにもヒドイ。

右の写真は、500ml用を入れてみるが、これは問題外だ。500ml用はツーリングには必要なし。


いろいろ遊んでいるうちに、素晴らしいことに気が付いた!

いつも使っているイワタニのカセットガスジュニア。試しに入れてみたら・・・

うわぁ、信じられないほどピッタリではないか! こんなことある? ってぐらいのジャストサイズだ。


いつもカセットガスジュニアはこのままフロントバッグに入れていたので、多少厚くなっただけという素晴らしさ!

カセットガスジュニアの保護にもなるし、保冷缶ホルダーにもなるし、そして保冷タンブラーにもなる。

一石二鳥どころか、一石三鳥だ! ワンダフル!!


結局、こうなりました。

・モンベルタンブラー、黒霧島のセットは、今まで通り、フロンバッグの後ろポケットに入れる。
・ダイソー保冷缶ホルダーの中にカセットガスジュニアを入れてフロントバッグ内に入れる。
・崎陽軒でくれる保冷袋とプチプチも別途用意しておく。
・冷たい飲料を買ったら、保冷缶ホルダーに入れ、さらにプチプチに入れ、保冷袋に入れる。

これでもう完璧。相当暑い気温の中でも、数時間は冷たいままだ。

保冷缶ホルダー、150gの重量増でここまで利便性があるのなら、自分としては許せる範囲だと思っている。

モンベルタンブラーの代わりとすれば、重量増なしで機能性がアップすることになる。


さっそくツーリングで使ってみた。

6月ともなれば気温も30度を越える。あらゆる場面で冷たい飲み物が欲しくなる。

自動販売機で買った冷たい水も、これに入れておけば冷たさはそのままだ。


ぬるくなった水よりも、何倍もおいしく、そして生き返る。ありがたい、やはり冷たいと感動する。

帰りの列車。長時間の乗車では大活躍だ。

冷えたビールを保冷缶ホルダーに注ぐ。細やかな泡に包まれた、冷たいビールを味わうことができる。


ビールの後は、氷を入れて黒霧島をいただく。コンビニの氷はいつまでも解けず、最高のひとときを楽しめる。

これ一つで色々な使い方ができる。まさか、これほど便利なものだとは思いつかなかった。


ただし、唯一の欠点があった。列車の座席に備え付けのドリンクホルダーに入らないのだ。

窓側の席ならこうして置けばいいが、通路側の席だと何か対策を考えないと、ずっと手に持ったままになる。


それにしても、この質感、この機能、そしてこの価格。ダイソーのアウトドアグッズは最強だ。

手に入るうちにお買い求めください。

(購入 2023年6月)


おすすめ指数 ★★★★★