ソーラーテールランプ
製品案内より
「暗くなり走始めれば光センサーと振動センサーが働き、赤色LEDが点滅開始。後方に対して視認性もアップし夜道も安心です。停止後も約40秒間は点滅を続けるので信号待ち等での停車中にも安全です。自動的に消灯しますので面倒な操作はまったく必要ありません。また、ソーラーパネルを利用した充電池を内蔵していますので、長期間電池交換不要です。ボタン型充電式ですので乾電池式に比べ小型・軽量化を実現しました。」
トンネルの多いツーリングとなると、いかに自分の存在を後続車に伝えるかが安全のポイントだ。トンネル内に歩道があればいいのだが、ほとんどのトンネルは、歩行者、自転車のことなど考えずに作られていると言ってもいいだろう。
もし、自分も車を運転していて、トンネル内に自転車が無灯火で走っていたとしても、直前まで気がつかないかもしれない。
自転車にとっては、一刻も早くトンネルから抜け出したいから、車道を頑張って走り切ろうとするかもしれない。薄暗く路面もしっかりと見えない中、轟音に震えながら、「頼むから自分に気がついてくれよ!」などと祈りながら走るのは決していいものではない。
光るものであれば何でもいいのだが、わざわざ止まってダイナモを回してまで、と考えたくない。そこで今回はブリヂストンのソーラーテールランプなるものを試しに付けてみた。TOEIランドナーに付けることに違和感はあるが、安全性重視という観点からのテストである。
ガード取り付けタイプと、シートステー取り付けタイプがある。どちらも、ブリヂストンの一般の自転車に付いているものだ。ただ、こうして堂々と?ランドナーに付けてしまうと、逆に「なにコレ?」と注目を浴びることでしょう。不恰好と言えばその通りだが、使い勝手はすこぶるいい。
とにかく、メンテナンスフリーが最高だ。ナイトランをするわけじゃないから、まず電池切れの心配はいらない。トンネル内の後方からの視認性は抜群だ。
ただし、大きな問題がひとつある。
輪行および、カーサイの時に、そのままでは光りっぱなしだということだ。メインスイッチがないから、暗くて、振動があればいつでも点灯してしまう。唯一の解決策は電池を抜いてしまうことだが、それを繰り返していると電池蓋の磨耗、紛失の危険性がある。何かいいアイデアはないものかと思案中である。(2006/10)
おすすめ指数 ★★★★☆