姫野 冨治

“六甲伯友会総会ならびに19期同期会開催報告”

 

さる529日土曜日、五月晴れのもと伯母野山の母校で伯友会総会が開催された。

まもなく取り壊しが始まる懐かしい校舎をひと目最後に見ておきたいという卒業生が約300人近く出席。第一校庭での朝礼、上半身裸での中間体操、特別授業等が催され、それぞれが六甲時代の懐かしい思い出話に花を咲かせ、大いに童心に返り楽しんだ。

 

同期では五百旗頭会長、蛭田副会長はもとより、東京からは港・西林、地元からは味田・三科・仁居津・野村・姫野・鈴木・佐藤それに遅れて生嶋・和田が参加。参加者のほとんどがあの急な坂道を当日徒歩で登ったようだが、風呂敷包みを横に抱え、6年間もよくも辛抱強く登校したものだと異口同音に話していた。今も健脚を誇る五百旗頭は阪急六甲から15分で上ったというから、さすがである。

 

新校舎は5階建てのモダンなものになりそうで、ドイツ人の設計した旧校舎とは趣の異なる、新しい六甲のシンボルになりそうだ。ただ、卒業生にとってはやはり思い出詰まる旧校舎がいいのだが、耐震の問題で残せないらしい。

 

五百旗頭会長から“母校創立75周年記念事業”への募金協力に関し、目標金額にまだまだ程遠いため、なお一層の協力要請があったので、よろしく。

 

当日5時より三宮“マンダリンパレス”で19期同期会を開催。西林の協力で80歳になられる室田先生が出席していただいたお陰で久しぶりに28名の同期が参加する。特に卒業以来はじめて参加の中村征四郎をはじめ京都から家野、この3月に定年退官した井田、東京から角田・港・西林それに多忙のなか時間を割いてくれた五百旗頭が加わってくれたお陰で、関西同期会も久しぶりに大いに賑わった。

 

また、58期の後輩女性(?)がこれまた西林のお陰で飛び入り参加してくれ、室田先生のコンパニオンを務めてくれたので、80歳の先生には大いに助けになったに違いない。

 

最後に中西の66歳とは思えない若くて、張りのある大きな声でエールがあり、皆で校歌合唱し、最後に集合写真を撮り、次回会合を楽しみにしながら、解散した。

 

当日参加者:今井、家野、生嶋、井田、五百旗頭、慶野、佐野、杉原、角田、末正、竹嶋、       西林、野村、仁居津、中西、中村征四郎、蛭田、平田、姫野、森章一、森誠、        増田紘一、港、味田、三科、山田恭三、山本勝彦、和田、室田先生