辻君を囲んで

 

 5月の土曜日(19日)、辻君が久しぶりに神戸に帰省したというので、和田、西林両君が急遽神戸付近に在住している同期生に声をかけたところ、24名が三宮の中華料理店に馳せ参じた。

中には「あれ誰かな」と云うほど体形の変わった者や何年ぶりかの者もいて、酒が入ると「辻君を囲んで」の主旨はそっちのけで、旧交を温めているテーブルもいくつかあった。お互い初老に入ったので、あまり食べないだろうと中華料理もレディースコース。それでも腹は満喫、ほろ酔い気分も手伝って、一人一人の近況報告を聞きながら楽しい3時間余りを過ごした。会が終わり、三々五々帰り始めた頃に、志水君も「辻とはもう会えないかも知れないから来た」と言いながら駆けつけてくれた。辻君、西林君、志水君ともそれぞれ大きな手術をしたので、3人の写真を撮る時は出席者から「死にそこない3人組」と冷やかしの言葉も飛んだが、健康あっての老後。健康平均年齢は74,5歳と言われているが、それから逆算すると、互いに健康でいられる人生は残り少ない。

これからの残りの人生を更に充実したものにしなければと思いながら、会食会は終わった。

またこの会で今後の19期の幹事を私から和田君にバトンタッチしたことも併せて報告しておきたい。

                                  (報告者:蛭田 武)